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  • 執筆者の写真シャンティ松島 ヨガサークル

自己紹介③です

自己紹介を3つに分けて書きました。

仙台での仕事に区切りをつけ地元松島のホテルで働き始めました。2011.3.11 職場で被災し、その後、縁あってヨガをはじめました。

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自宅から2キロ離れたホテルの事務に就き2年が経ちました。

2011.3.11 震災の当日の朝は高城川沿いをランニングしながら出勤。制服に着替え、入力やメール、電話対応と普段通りの仕事をしてました。

14:46・・・電話対応時に揺れ始めました。だんだん揺れが強くなってきてこれは普通の地震ではない・・・と数週間前にビルが倒壊したニュージーランドの地震を思い出しました。

揺れがおさまり従業員はフロントに集合しお客様の避難誘導を始めました。お客様全員をバスに乗せ見送ったのち、従業員の避難がはじまりました。私は400メートル離れた小学校に通う娘たちが心配で支配人に断り、小学校へ向かいました。学校に着くと娘たちは高台の幼稚園に先生たちと避難して無事でした。その後、ラジオから東松島の野蒜地区が大変になっていることを知り、東松島で仕事をしている夫のことが心配になりました。夫はたまたま仙台に営業に出ており、利府街道を経由してその日のうちに松島に帰ってくることができたのです。

ワタシの職場は目の前が海だったので被災しました。営業の見通しが立たたないためパートは一時解雇になりましたが、最後の出社日に「パートさんを再雇用できるようにがんばるから。」と支配人が言ってくださったを今でも覚えています。(支配人はのちにパートを再雇用し約束を果たしました。)その後、ママ友から小学校の放課後学級の求人を紹介してもらい、町の臨時職員として学童保育の指導員になりました。震災後、子供たちと過ごした時間は尊く、子供たちからいっぱい元気をいただきました。

学童の仕事に慣れて来たころ、実母の友人から「ゆみちゃん、私たちの年齢でもできる運動を教えてちょうだい。」と声をかけられました。ソフトバレーボールを楽しんでいた実母たちでしたが、震災後、体育館が使えなくなり運動不足になっていたのです。運動好きの私に冗談で放った言葉だったと思うのですが、自分に声をかけてくれたことが嬉しくて、シニアでもできる運動をネットで調べました。するとヨガがヒットし、『呼吸』『ヨガ哲学』というワードがひっかかり、だんだんヨガが気になり始めたのです。

どうせやるならじっくり勉強したい!そう思ってヨガティーチャーの養成スクールに通い始めました。週3日ほど午前中は仙台に出てヨガの座学やレッスンを受け、午後は松島の職場(学童)に直行し19時過ぎに帰宅するという生活を1年送りました。その頃、同時に子供会の地区委員長をつとめていました。

家庭、仕事、ヨガスクール、PTA活動などなど・・・どれも自分で選択したことなのに心身ともにキツい日が続きました。息抜きにランニングに出れば転倒し、ケガをしてヨガができなくなったり、ケガが治ってスタジオに行けばレッスン中に涙が止まらなくなったりなどなど・・・ワタシはいったい何のためにヨガを学んでいるのだろう・・・と自問している自分に気づきました。体力的にも精神的にも一番きつい時期だったと思います。

これでは自分がダメになると思い、好きだったランニングを一度封印し、ヨガに集中することにしました。養成コースが終了したころ、師である誉田和子先生からヨガ教室運営のノウハウを教えていただき2013年1月にヨガサークルを立ち上げました。

スタート当初は学童保育の仕事をしながら週末にクラスを開催するというスタイルでした。翌年にジョギングインストラクターの資格を取得し、その翌年、学童保育の仕事を辞め、ヨガとジョギングの2本柱で教室運営を始めました。仕事でお世話になった方や保護者の方々、ラン友やママ友、その紹介の方などが教室に参加してくれました。

教室運営を始めて8年になります。なんでも抱え込みすぎる自分の性格を理解した上で常に意識していることは①ヨガとジョギングのバランスを意識する(ヨガ7・ジョグ3)②ヨガをつたえる立場でもあるが生徒の立場を継続させる③心と身体が平穏であるために自分を整える時間を設ける(朝の瞑想)を続けています。

現在の師・ロビンソン尚子先生からは「ゆみちゃんはヨガが遠い人(ヨガに関心のない人)にもにヨガをつたえることが出来るおもしろい人。」とか「自我が強いということは時に問題がでる場合もあるが、あなたはその自我で自分を助けてきた部分が大きいと思う。」と言われた時、(師はワタシを良く見てくれている😢)と嬉しく思いました。師より最高のハートのギフトをいただいたと感謝し、現在も活動の励みにしています。

好きな言葉は『虚心坦懐』です。自分に素直に正直に身の丈にあわせながら時には無理もするけど自分の好きな道をコツコツと進みたい。その道で出会った人々に自分の好きなことをシェアして喜んでもらいたい!松島の自然の恩恵を受けながら仕事をしていることに喜びと誇りを感じています。

ちょっと不思議な人(人から見ると天然らしいです)とも思われることもありますが至ってまじめだと自分では思っています。今後ともよろしくお願いいたします!

ナマステ(合掌)

ヨガサークル・シャンティ松島 鈴木由美子

追記・・・並行して運営している御朱走(ゴシュラン)ウォーキングツアーで訪れる寒風沢の元観音にある長南和泉守さんと400年前に一緒に寒風沢に渡った部下たちの供養碑です。

ヨガサークルシャンティと並行して活動している御朱走ウォーキングツアーでワタシの先祖について書きました。

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